ベトナム旅行記④―期待はずれ

ベトナム旅行4日目スケジュール

　カンザー公園へ
↓マングローブ探索失敗
↓リッチ（？）なディナー

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

今日はカンザー公園へ。
カンザー公園っていうのは海水浴場です。

田舎はやっぱりいい。
みんなあったかい。
ローカルバスの中は笑顔が溢れてる。
学校へ行く子供たちがキャッキャとふざけてる。
お母さんの膝の上で子供が寝てる。
お母さんがくれたピーナッツがおいしかった。

せっかく「タイガーパンツ」履いてったけど
海がそんなにきれいじゃなかったから入るのは断念。
なのでおとなしく写真をバリバリたくさん撮ってましたよ。
あと、凧揚げやってたのでそれ手伝ってたりもした。
外国人が全くいないローカルな砂浜だからよかったねー。
家族連れが暑さをしのんではしゃいでた。

マングローブの写真撮りにいこうとしたんだけど
炎天下の中、5kmほど歩き続けたんだけど道がない…。
道がなくなってる。
でもヤギを見ようと途中で立ち寄った
藁葺きの民家のお父さんがすごいダンディでいい人だった！
思わず写真撮らしてくださいって言っちゃったもん。

一人でヤギ見てたら、トコトコトコって
隣りにやってきてオレと同じようにちょこんと座って微笑んでる。
言葉は全然通じなかったけど心くすぐられた。
最後まで笑って見送ってくれた。
いつまでも手振ってくれた。
だからあの5kmは無駄じゃなかった。
途中の砂山で撮ったレーニンみたいな写真もなかなかきまっててよかった。

でも炎天下の中ひたすら歩き回ってたから
ムチャクチャ日焼けしてえらいこっちゃ！
まっかっかやん！

んで今日はリッチにホテルのディナーですよ。
女の子はアオザイ着てオレはできる限りのオシャレして行ったよ。
でも全然リッチじゃねえの。
なぜなら…


ウェイター要領悪すぎ！！
こっちが笑っちゃうくらいダメダメ。
英語通じないし、
食器持ってこないし、
飲み物来たの
デザートの後だし。
なんか頼むと
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛…。」っていって
厨房へ猛ダッシュ！！
その後で行ったカフェのほうがよっぽど
贅沢気分を味わえたっつーの。

それはともかくオレ、人撮るのうまいかもしれん。
オレの巧みな話術で心を裸にしてやるぜ（笑）！！

ベトナム旅行記③―ベッコベコ

ベトナム旅行3日目スケジュール

　午前中は取材のネタ探し
↓昼から近藤鉱一さんの住んでいた家を訪問
↓写真を現像して物乞いの子達にもみくちゃにされる。
　その間にライターをすられる。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

マジでへこんだ…。
全然写真がうまく取れてない。
フィルム5本消費したのにまあまあなのは十数枚。
全然ダメじゃん。
白くて思ったより明るい写真ばっかりだったし。
手ブレしまくりだったし。
泣きそう…。

午前中はネタ探し。
戦争の障害を持った人を探したんだけど全く収穫ゼロ。
最近は排除が厳しくてなかなか見つけられなくなってきたらしい。
途中でヘロイン中毒者の連行場面に出くわしたくらい。
あとはまたーりさ。
バクダンカフェでおいしいココナッツパフェ食べてました。
あと、収穫はレディボーイの写真を撮ったくらい？

午後からは近藤鉱一さんの住んでた家へ。
ベトナムジャーナリストの第一人者らしい。
今日日本に帰ってしまう友人が尊敬しているらしく
日本に戻るまでに行ってみたかったそうだ。
すんごいレアな経験だと思う、線香上げれたなんて。

お世話になってる変なオッサン（笑）の変遷を聞いた。
いろんなイベントやらがちらばりすぎて
怒涛の人生を送ってきたらしい。
やっぱり経験に伴う人間性なんだなって実感した。
それに比べ、のらりときれいなレールの上を
歩いてきた自分を照らし合わせ、
それでも負けないぞ！って思う。
友人の一人はもっと強くなりたいって
このスタディツアーに参加したらしい。

その後、友達に夢を語ってた。
何で写真が撮りたいのか。
「真実」とはなにか。
いろいろ教えてもらったりもした。
哲学は自分の死と向き合うところから始まったらしい。
まさしくオレの場合と同じやん。

それにしてもライターすられてびっくりした。
まぁオマケについてきたやつだったからいいか。

ベトナム旅行記②―慣れという人間の武器

ベトナム旅行2日目スケジュール

　朝っぱらからバナナをぼられる
↓朝からビール
↓戦争証跡博物館に行ってみる
↓パンツを持ってくるのを忘れたという
　致命的ミスに気付きスーパーでブリーフを購入
↓歩きつかれて夕食はピザに妥協
↓相変わらずまたビールを飲んで寝る

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

今日はまったり日だったので午前中はビール。
昨日チラッと聞いたスクープの全貌やら
公開処刑場潜入話や特大スクープやら
もやし炒めやら沖縄の偏屈ジジイの話やら
いろんな話聞きました。

午後からは宿をのぞきに来たげんちゃんと一緒に戦争証跡博物館へ。
いろんな写真が飾ってあった。
戦争の写真て意外とありきたりになりがちなんだけど、
川を並んで進む兵士たちとか
股の下からのぞく子供とか
戦車に引かれた2人の写真とか
机につっぷしたアメリカ人兵士とか
おもしろい写真もけっこうあった。
なんかベトナム戦争って何者なのかよく分からんくなってきた。
１回見ただけじゃよう分からん。
時間おいて何回か生きたいなー。

やっと慣れてきた。
人とコミュニケーションとるのが。
文法とか関係ないんやなー。
普通に買い物できるようになったよ。
余裕出てきたしコミュニケーションとるのが楽しくなってきた。
「なんかオレ通じ合えてる！」って達成感もあるし
みんな笑顔がステキやし。

やっとお土産買えるぞ！いいお土産屋ないかな？
そういえば自分へのお土産買いました。
股間にタイガーが刺繍してあるブリーフ。

歩き疲れたので夕食はピザに妥協した（笑）。
でも親切で気さくなウェイターだったし
けっこうおいしかったから満足、満足。
そんな3ドルの贅沢。

ベトナムの学生って何を思い何を考えてるんだろ？
普通になぁなぁと手厚く育ってきた自分と何が違うんだろう？

それにしても夜遅くまで飲んでばっかりで卒論大丈夫か（泣）？

ベトナム旅行記①―ついにきたーっ！！

ベトナム旅行1日目スケジュール

　飛行機到着
↓ベトナム航空で6時間フライト
↓タンソンニャット航空でどうしていいか分からんが
　適当に進んでなんとか待ち合わせの友人と会う
↓宿に着きホテルっていうか宿かよ！ベッドとシャワーだけかよ！
　って突っ込みながらも、お昼から60円のビールを飲む
↓ユンちゃんに会ってみんなでご飯食べに行く。
　ベトナム料理のうまさに感激。そのときに初めてカエルを食す。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

ついにやってきました。ベトナム旅行！
この日のためだけに最近がんばってきたといっても過言ではない。
イヤッホー！！

ってかね、チケット渡されてオンリーロンリーやから焦るって。
金属探知機鳴るのも焦るって。

飛行機乗ったらフィルム2本使い切ったよ。
だって空がきれいなんだもん。
雲の上はこんなにきれいなんだね。

バイク多いね。
エンジンもクラクションも鳴り止まない街。
みんな運転荒すぎ。
名古屋人もビックリ。
そして食べ物がうまい。
ビールもうまい。
サイコー。

ユンちゃん可愛かった。
ユンちゃんは枯葉剤の影響で顔半分がただれちゃってるの。
でも眼がきれいだし、笑顔もステキだ。
猿真似したときに「サルにそっくり」って
笑ってくれたのはうれしかったなー。
心と心が通じ合ったわけでもないのに
触れ合った気がしてうれしくなった。

でもユンちゃんは確かに可愛いんだけど
さすがにあんな顔してるから周りのみんなからの
視線がザクザク突き刺さる。
ただでさえみんなちゃんとした教育受けてるわけじゃないから
寛容な気持ちを持ってるわけじゃない。
顔がつぶれてること自体よりも周りから奇異の眼で見られることの方が
どうしても耐え切れない。
オレならあんな串刺し状態は耐え切れない。

何か胸のつかえが取れた。
人とコミュニケーションとるのに
言葉よりも仲良くなろうっていう勇気というか
意思表示が大切なんだなって思った。
最初ベトナム語で話しかけられても
どうリアクションとっていいか分からんくてとりあえず笑顔。
でも引きつってる（泣）。
でも英語意外と通じるしボディランゲージとかうなく読み取って
「なんだろ？」って思うより
「これかな？」って動いていった方がいい。


さて、明日は何しようかな？

時間制限

ギャース！！





共同通信のES終わってねー！



今日中に出さんとあかん。



っていうか800文字の作文とか書かすな！





コンチクショー！！







ちなみにベトナムで泊まるところはココです。

ネットで見つけました。

その名も「ほうれん荘」。

名前もさることながら

なかなかいかした宿です。