ホップ、ステップ、ジャンプ

こんなことしてる暇はないはずなんだが、
そういえば借りたビデオがそのままになってて
今日中に返さないといけないので
3本立て続けに見ちゃいました。


まず1本目。


天使の涙


殺し屋とそのパートナー、
やけに金髪の女にやたら電話かける女、
そしてしゃべれない男。
夜、タバコ、男と女…。

これ見た記憶はあるけどあんま覚えてないので
もう一回見てみた。
「恋する惑星」は覚えてたんだけど。
なんかショートフィルム見てる感じだった。
あれ？もう終わり?みたいな、
ストーリー性とか論理性とか
そんなんぶっ飛ばしてる映画。
でもおもしろかった。
やっぱ広東語話す金城武はかっこええわ。


2本目。


レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード

アントニオ・バンデラスとジョニー・デップが出てる。
この前見た最後の恋の始め方のきれいなヒロインも出てる。

クーデターを起こそうとするマフィアに
政権を持たせないように伝説の殺し屋を雇った。
なぜなら敵が雇った将軍は彼の最愛の妻の仇だから…。

やけにメキシコ色が強すぎて、
やけにカッコつけすぎて、
結局お前たちはみんな何がやりたいんだ？
何でそうなったの？
って思わず突っ込んでしまった。
てんで見所のないアクション映画だった…。


最後に3本目。


樹の海


富士の樹海をテーマに様々に織り成す人間ドラマ。

借金苦になった女性とそれを取り立てにきた金融屋。
自殺した女性と会ったことを覚えていない
サラリーマンと彼女を追いかける探偵。
鬱積していた過去が爆発して樹海に訪れたお姉さん。
殴り殺されて捨てられたのに息を吹き返した男と
偶然に出会った首吊り死体。

微妙に細かいところで話がつながってる。
にくいね。
生きなきゃあかんぞ！っておこがましく言ってくる作品でもなく、
富士の樹海へ勧誘してるようでもなく、
ちょうどいいバランスを保っていたのではないでしょうか。
さらりと消化できました。


ということで
どれも映画映画してないものばかりで
新鮮でした。

自分、最近けっこー映画見てるなー。