忍者ブログ
どんなときでも「愛して食べて歌って笑って」しまおう!独断と偏見によるオススメを毎日更新して行く…予定だったけど挫折中。
<<05/123456789101112131415161718192021222324252627282930/07>>






[66]  [65]  [64]  [63]  [62]  [61]  [60]  [59]  [58]  [57]  [56
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

高校のときの同級生が亡くなった。

交通事故だった。

だからお通夜に行ってきた。



昨日連絡があったときも、

友達と電話してたときも、

お通夜に参加したときも、

焼香したときも、

存在がなくなった事実をリアルに感じられなかった。



そこまで親しかったわけでもない。

だけど、思い出そうとすると

その子の優しい笑顔ばかりが思い出される。



あまり悲しくはなかった。

涙が込み上げてきても、こぼれることはなかった。

まだ現実をうまく受け止められていないからだろう。







それでもお母さんの言葉は胸に突き刺さった。





「これからもあの子のこと、忘れないであげてください」





お通夜や葬式にどれだけ人が来てくれるかよりも、

その後でどれだけの人がお墓参りに来てくれるかが大事だと

ある人は言っていた。







絶対悔いが残っていると思う。



その子は書道が得意で、

コンクールの準備に明け暮れていたというのもあるが、

周りの人に感謝の意を表す暇もなかったから。

10日前に届いた手紙には、

最近寒くなってきた話だったり、

就職活動のことが書いてあったそうだ。

しかし、突然の別れは

家族や友人、かけがえのない人たちへ

感謝の気持ちを伝えるチャンスさえも奪っていった。







こんな言い方はおかしいのかもしれないのだけど、





「君が生きられなかった分は俺たちが受け継ぐ。



 君が後悔したように、後悔してしまう人生は送りたくない。



 君の死を無駄にはしない。」





そう心の中で叫びながら、焼香した。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
ブログ内検索
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
今日の一言
点取り占いブログパーツ
オススメの本(写真集など)・DVD
プロフィール
HN:
ケンケン
HP:
性別:
男性
職業:
専門職
趣味:
休日返上
忍者ブログ [PR]

design by AZZURR0