今年の振り返り：「泥の味を知った」年

※どうもナーバスな内容になっています。ご容赦ください。
　ナーバスの原因の1割は、クリスマスを風邪で過ごしたせいです。




関係者各位、風邪の件はご迷惑をおかけして本当に申し訳ないです！
あまりの頭痛に意識がなく、音信不通のため
会社の人が安否を確かめに来る事態にまでなってしまいました。
思わぬところまで飛び火してしまい陳謝、陳謝の嵐です。
なんかおごらせてください、ホント。

いや～最近こういうイベントのタイミングで
いつもホント大変なことになっている気がしますね。






さて、マジメな話。



今年は「泥の味を知った」年と題しました。
大体仕事の話なんですけどね。

底をはいずりまわっていたような感覚で、
極端に言うと、成長感・達成感はゼロでした。
もう少し時間がたてば役に立つ経験をしたと思えるのかもしれません。
ただ、今はあまりピンときません。

目の前の【やらなあかんこと】だけに取り組んできてこうなったというか、
結果、仕事の成果もついてきませんでした。

その分のストレスをプライベートで【やりたいこと】としてぶつけられて、
私的な時間が今までで一番忙しく充実していたのが救いです。
でも相当つらかったですね。
今日「ずっと死神がついてるみたいな顔してたよな」と言われて、びっくりしました。

このご時世の不景気を肌で実感する仕事でもあったので、
生きるってなんと大変なことか。
お給料分の価値を他人や社会に認められることってなんと大変なことか。
家族の命を背負って食べさせる「大黒柱」はなんと強いことか。
社員の命を背負って食べさせる「社長」はなんとつらいことか。


仕事の面白み・醍醐味も消え、仕事の創意工夫をするやる気も余裕もなく、
追い込まれて残っているのは「得体の知れない目の前の分厚くて堅い壁を
そうはいっても乗り越えなければ未来はない」という、もやもやだけ。
終いには、営業向いてないなーと自分から逃げ道を考え出す始末。


このもやもやは、まだ残ったままなのですが、
運の良いことに、一旦取っ払われることになりました。
アルバイトの経験のおかげで、来年から、
いわゆるデザイナー職（とかライターとか校閲とか編集とか）に
異動になりました。

情熱×能力×やり方＝成功という方程式でいうと、
こちらの方が、うまく成果が出せる気がします。
写真も活かせますしね。





と、意欲的な一方、実は不安な一面も。
それは、職種変更などに伴い、給料の8万円弱ダウン。

これは痛い。
テキトーにお金使ってたリバウンドが来ました。
もう浪費できません。
家計簿作らなきゃ。
副業しなきゃ。

しかも、自分に余裕を作って、そろそろ彼女でもほしいなー
なんて気分になってきたと思ったら、金がない！
ついでに言うと、
この職種で拘束時間・給与UPを考えると結婚なんてできるのか？
（最近周りで、結婚する話多くないですか？
　男性陣はどうやって覚悟を決めてるんでしょう？）

事実上、現在付き合うのも休日しか会えないんだし、
共働きならそこまで家計を圧迫しないじゃんと言えばそうなのか？
なら･･･いけるか。


こんな漠然とした不安のために
寝付けないまま朝になってしまいましたが、
このままだと価値のない殴り書きになるので、
最後に少しタメになるお話で締めくくりたいと思います。



最近強く思うことは、
ラテン系の人間になりたいということ。

っていうのも、
「アジア系は死の怖れから思考が始まる。
　ラテン系は生の喜びから思考が始まる。
　だからアジア系は陰気でラテン系は陽気なんだ。」
なんてことを聞いたことがあるんです。

先日「笑ってこらえて」を見て、
笑顔がステキなアルゼンチンの人
（ちなみにお茶を勧めた人、羊を振舞った人）を見て思い出した言葉なんです。


うちの社長は典型的なアジア思考で
「結局最後は一人で死ぬんだ。死ぬまでにお前は何をしたいんだ！」
みたいなことを新卒の学生相手にシコシコ話してました。
聞いた当時は、自分と全く同じ考え方の人がいるもんだなと驚いてました。


でも生きるのってそんなに窮屈だっけ？
成長するって必至にやらないといけないことなのか？
最近何か違う気がする。




死ぬまでにやるべきことを逆算するんじゃなく、
せっかく生まれてきたんだから
プラスアルファで何かやろうかの方が
一つ一つのうれしさ・楽しさの実感値は大きいですよね。



人生をハンバーガーみたいに挟み込むより、
ロコモコみたいに喜びをトッピングするほうが、
なんかワクワクする。