凶気の桜

いったいいつぶりだろうか？
人を蹴り殺したいと思ったのは。


最後に人とケンカしたのは中１。
相手は少林寺拳法やってたらしく
そのときは鼻血の桜が咲いた。
それまでは1年に1回はケンカしてた。
あれ以来一度もブチ切れてない。


ゆる～い昔の侍の時代に生まれたかった、
と思うこともごく稀にあります。
切捨て御免！みたいな。



だいぶダークでグレーゾーンで
ドン引きな話をしたくなったのはこれがはじめてですが、
それはそれくらいで置いといて
同じくらいショッキングな本たちをご紹介してみましょう。



斜陽
太宰 治

落ちぶれた貴族の母・姉・息子が
もっと没落していくお話。

これは電車6耐で読みました。
太宰治ってなんか男らしいイメージがあったんだけど、
そんなことはなく登場人物に限りなく
近い立場で書かれるので感情移入がしやすかった。
でもあれはまさしく社会に対する太宰治の姿そのものだったのかもしれません。
といいように言ってきましたが、
斜陽族を生んだとする名作ですが、
ボクはその程度じゃ染まったりしません。



平凡ポンチ 1 (1)
ジョージ朝倉

一向に芽が出ない映画監督と
巨乳になりたいアイドル志望の女の子が
映画を作っていくお話。

これはショッキングだった。
少女漫画の画風だからって油断していた。
狭っこい既成概念なんて吹っ飛ばした
ファンタジックな話だった。
なのにオレはなんかちょっとリアルに感じてしまう。
いやーあの勢いにはびっくりした。



人も怖いけど、実は自分が一番怖かったりするよね。
やっと気持ちが落ち着いてきました。
ゆっくり寝よーっと。

でも相変わらず嫌な夢見るんだよな。