古き良き時代

今日は浴衣着ました。
いいね。
楽だね。
風情あるね。

浴衣に合うカバンがないので
風呂敷をカバンみたいに結んで持っていきました。
風呂敷いいよ。
今マイブーム。


そんなこんなで今日は土曜日。
借りたけど見るの忘れてたDVDを一気に見る。



情婦


先日見た映画の本で評価1位の作品。
1957年公開で完全モノクロ。
殺人の無実を主張する被告のために
死に掛けの弁護士ががんばるっていう
法廷映画なんですが、
展開がおもしろかった。
GBAの逆転裁判よりもおもしろかった（笑）。
話の持って行き方もユーモアなど劇中のエッセンスも
うまく効いて古さを感じなかった。


生きる

同じ本の中で黒澤映画で一番評価の高かった作品。
1952年10月9日に公開。
もちろんこれも白黒。
癌になって人生を見つめなおすという
ストーリーはもう出回ってしまって
陳腐なものに化してしまったかもしれないが、
それをまさに演技力でモリモリ起こしている作品だ。
主演の人の演技がものすごく驚愕の演技をしているのは確かだが、
それ以上に脇役も忠実に役をうまく演じられていて
全体的な演技力・配役の高さを感じた。



人によっては古さを感じるかもしれません。



でも、


良い所しか言わないプロモーションで
ジャケ買いのように新作の映画を味見して
裏切られた気分で無駄な時間を過ごすより、

数ある作品の中から淘汰されて生き残った
歴史に残る名作たちを見たほうが賢いと思いませんか？


今度チャップリン見てみよう♪





古いものには先人の知恵や苦労や血や涙が通っているのです。

それを新しい人間が受け継いでいく。

受け継がれなければ故人の存在意義がないじゃないですか？

彼らはそうやって自分の生きた証を遺していく。

そして、僕らも。