ベトナム旅行記⑧―スナイプショット！

ベトナム旅行8日目スケジュール

　午前中は取材
↓午後からスラム街へ

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今日は取材。
というか盗撮。
地雷で両足なくなった物乞いの人を撮りたい！
でもその人が撮らせてくれずに逃げるので
隠れながらオレが囮になって撮るんだけど、
なかなかうまくいかない。

PLフィルターあるからバクダンカフェの2階から
スナイパーのようにボク攻めます！
でもね、やってみて分かったけど
スナイパーって精神的にしんどいわ。
いつ来るかわからんし、緊張しっぱなしで疲れて
でも見逃すわけにもいかないので
乳酸が脳みそにたまってけだるい感じ。
いや～疲れた。
そのくせ全然取れてない。
チャンスが1回あったくせに。
だめじゃん。

ってことで昼からはスラム街へ。
川、ムチャクチャくさい。
油浮きまくり、腐臭出まくり。
しかも橋の下にはきれいにヘロインの注射針が見事に落ちていたり。
確かにほこりっぽかったし金髪の子が多い気がした。
でも宿の周りと違いが感じられなくて残念だなー。
ただ軽く顔を出すくらいじゃ深いところまで見えてこない。
もっとじっくり話をしたり顔を見合ったりつながりたいと思った。
みんな奇妙な眼で見てたな。

でも満足できなかったのは「受身」だったからかもしれない。
しっかりアンテナ張って自分から
もっと学習しようって意欲が足りなかったかも。
自分から被写体選んで撮ることが少なかったのもその証かもしれん。
ちょっと慣れてきてしまったのかもしれんなー。

ベトナム旅行記⑦―ミステリー

ベトナム旅行7日目スケジュール

　公園に連れてってもらう
↓他のスタディツアーの仲間は帰国

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今日は現地の大学生のみんなにとある公園に連れてってもらった。
昔の村を再現したとこなんかな？
きれいでのどかでいいとこなんだけど、
やけに結婚式の写真撮ってるのが多かったなぁ。
久しぶりにブランコとかシーソーではしゃいじゃったよ。
サトウキビジュースもおいしかったなぁ。

日本の話ばっかりしたなぁ。
自殺やうつが多いってことは知ってるらしい。
飛行場のあるところとか
名古屋の名物とか聞かれたなぁ。
あと宿代とか。
何人かは日本への留学試験受けるらしいので。
やっぱりそういうところ気になるよね。

どうせ来るなら日本の真実の姿
（ちょっと偉そうやな）を見てってほしいな。
雪とか実際に触って見てって欲しいな。
ってことで今度はもっとベトナムの生活ぶりを聞いていきたいな。

ってことで他のメンバーが帰国するんだけど
１人バタンキューです。
40度近い熱ってひどすぎるやろ…。
昨日の反省もあるのでちょっとだけ顔見せた
（でも飲んだ後でごめんなさい）。
でもそばにいるだけでも癒されるもんやん？
ほっとするもんやん？
そんなもんやん？

結局飛行機乗れたみたいやからとりあえず良かったけど。
もしかしたら宿に戻ってくるかもしれんと思って起きてたら、
そのときに今回オレが来る前のゴチャゴチャした話を聞いた。
私利私欲が渦巻いて真実が見えてこない。
ユンちゃんがお金儲けの道具にされているようでかわいそうだ。

このミステリー明らかにしたいなぁ。
わくわくするなぁ。
しんどいけど。
よく分からんことって確かにちょっとワクワクするよね。

ベトナム旅行記⑥―パックツアーは無理

ベトナム旅行6日目スケジュール

　メコンデルタツアー
↓物乞いの子からプレゼント
↓慣れてきたのでインターネットしてみる

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今日はメコンデルタツアーです。
まぁでもあまり期待してなかった。
どうせ川見てるだけでしょ？

ということでさて行こうかななんて思ったら
仲間の1人がダウンしてます。
最近というか、オレ来てからみんな調子悪すぎじゃねぇ？
だから一緒に行く人探すんだけどなかなかおらへん。
昨夜の深夜に来たシンガポールっぽい女の人にも声かけたけど
カンボジアのビザ取りにいかなあかんから無理って言われたし。
でも結局ドミトリーに泊まってた男の子と行くことになった。
もちろんバスの中では爆睡だけど。

メコンは茶色いねー。
うーん、茶色い。
…うん、それだけ。

なんやよう分からんけど、
ココナッツせんべい作ってたり
ハチミツなめたり歌聴いたりしたけど
正直どうでもよかったなぁ。
キャンディー工場訪問ってパンフレットに書いてあったけど
工場って言っても

工場制手工業やないかっ！！

もっと外国人の人とコミュニケーションとればよかった。
インドネシアのおばあちゃん集団とか。

まぁでも連れのうちの一人がすごいしんどそうやったの。
3階も吐いたらしいし、熱もあったし。
「無理すんな」とか「大丈夫？」なんて
ありきたりなこと言っててもしょーもないしなぁ。
インドネシアのおばちゃんに心配してもらって
薬とかまでもらったらそりゃ泣いてまうわなぁ。
そばにいても何もできんもんなんだな、今のオレじゃ。

夜、初日から知り合った物乞いの子に
ポケモンのおもちゃとオーストラリアのキーホルダーもらった。
よっぽどお気に入りらしいな。
元気でいいやつだなぁ。
でもこいつにお金やっても何も変わらない。
だってマフィアが裏で手を引いてるから。
じゃなければみんな同じガムと花を打ってるわけないし
担当エリアがきまってるわけないし
遊んでると他のやつ（見張りとか）に怒られたりしないし
バイクの後ろに乗って帰っていかないし。

久しぶりにSNSをチェックした。
みんなやけに日記かいてて
「お前ら、暇なんかなぁ？」ってちょっと思ったけど、
やけに日本が恋しくなった。
ホームシックになった。
やっぱり日本人なんやなぁ。

ベトナム旅行記⑤―ぼんやりした気持ちのままで

ベトナム旅行5日目スケジュール

　バスに乗ってエイズホスピス訪問
↓現地大学生とおいしいチェーを食べに夜の街へ

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今日のこの気持ちを明確なカタチにしてしまうのは
なぜかなんかもったいない気がする。
何を得たのか自分でよく分かってない
言い訳にしか過ぎないのかもしれないけれど。

エイズホスピスに行ってソンさんと出会った。
両足のない彼の歌を聴いた最初の瞬間、
泣きそうになった。ゾクっとした。
優しくて力強くて人生の全てを悟ったような
心にドスンと来る、
そんなエイズだの両足がないだの
表面的なものはどこかすっ飛んでしまうくらいに、
心の潤んだところに響いていた。

ソンさんの前から離れられなかった。
気付くと眼から熱いものが溢れていた。
それはいつまでも止まらなかった。
それでもソンさんの顔から眼を離せなかった。

たまに咳き込むソンさんを見て
無理させているかもしれないなんて心配もしたけれど、
それでもソンさんの歌声を聴いていたいと思った。
他のみんなは子供たちと遊んでいたけれど
そこから離れるのがもったいなかった。
あそこまで歌で感動するのは
これまでもこれからももうないだろう。

エイズホスピスで感じた気持ちは
ぼんやりしたままで残しておきたい。
きちんと言葉で出力してしまうと
薄っぺらくなってしまいそうだから。
でもしぼませたくない。
色あせさせたくない。
何だったんだろうって寂しくなったり不安になったりするだろうけど、
いつまでも心震えたこの気持ちを忘れたくない。


あと、ベトナムの日常に触れられるのがうれしい。
バスの中で女子中学生にCD聴かせてもらったり
大学生とデザート食べに行ったりとか
なんかすごい一体感を感じられる。
なかなかできんよね、普通のパックツアーじゃ。
ありがたや。ありがたや。

写真また現像してきました。
今回は改心の出来ですよ！
いい感じに撮れてますねー。
あえていうなら空がきれいに青く出てほしいなぁ
なんて思ったけど、まぁええか。

From Vietnam

どうも。

ベトナムから中継でお伝えしています。



こちらはただいま夜の１０時半です。

こっちへきて５日目になりました。

最初はコミュニケーションとれるか

ビクビクもんでしたが、

もうすっかり馴れて

一人で買い物行けるくらいになりました。

英語通じない相手だと面倒ですが･･･。



そんなこんなで元気にやってます。

こんがり焼けてお腹の白さが

逆に強調されて困ってますf(^_^)。

多少疲れが出てきてるかもしれませんが

特別困ったことはありません。

あ、ライターは盗まれたけど。



友人も増えました。

こっちに来ると日本人まで

心が裸になるようです。

みんな裸族です（笑）。



こっちはすごい食べ物がおいしい！

ビール（1L）とか６０円くらいで飲めます。



あとそういえば仲良くなった物乞いの男の子に

さっきプレゼントもらいました。

ポケモンのケータイのおもちゃ。

こんなところまでジャパニメーションが浸透してきてます。



今度ベトナムの大学生の子に

ホーチミンを案内してもらえるかもしれません。

普通のツアーではなかなか現地の人と

ふれあえる機会が少ないことを考えると

貴重な体験ですな。



けっこう悠久の時が流れているので

勉強する雰囲気になれないのが

唯一の悩みの種ですな（泣）。







P.S.

また細かいことは

日本帰ってからブログ

更新しますのでお楽しみを！