一途なアイツ

ついにブログ引っ越しました。
それまでの旧ブログのコメント移せなかったし
GREEのコメントは消えちゃいます。
残念。
だからブログのほうにコメントしてって言ったのに…。
でも記事数無制限だから
きっとずっとここに居座ってやる！


ついさっきね、とても興味深いニュースをやってたの。

そいつの名前は「デコちゃん」。
伊豆諸島の鳥島（東京都）に生息する
国の天然記念物のアホウドリのオス（推定年齢13歳）。

そいつは、島営巣地内のプラスチック製の実物大模型の
「デコイNo.22」を本物の雌と思い込み、
約9年間も求愛行為をしているのだ。
9年前なんてボクはまだ鼻垂れ小僧です。


求愛ダンスを繰り返し首をクルクル
振り回す姿がすごい愛くるしい
（でもNo.22は全くの無反応）。

デコちゃんは毎年11月の産卵時期に帰島するんだが、
必ず「No.22」の元に現れては、
愛の巣作りと求愛行為を行っているんです。
雌の模型は他に92個もあるのにだよ？
でもデコちゃんが寄り添うのはいつもやっぱり「No.22」。
別の雄アホウドリが「No.22」に近付いて求愛ダンスした時、
激しく威嚇する“悲姿”もあったとさ。
他の本物のメスが求愛しても断固拒否。


しかもこれがまた、
「No.22」は5月に撤去される予定。
「デコちゃんの熱愛は“実らぬ恋”として終結する」って言うけど
どちらにしろ実らんじゃん。

そもそもこの模型は産卵地と思わせて数を増やすのが目的。
その企みが成功し（そこにびっくりするわ）、
他の島へ移されてしまうのです。


山階鳥類研究所研究チーム主任の佐藤さんは
「今度こそ、デコちゃんは本物の
アホウドリに恋をしてほしい」と
コメントしたらしいが、
オレはあえてその一途な気持ちを貫いてほしい！


応援してるぞ！
子孫を残すことだけが美しい姿じゃないぞ！
たとえ、
　「きのうのおかでひとりきり
　　あなたがくるのをひたすらまった
　　くるはずないのわかってた　
　　ぼくはまだふるえてる…」
みたいなことになっても、
お前の9年間は無駄じゃないぞ！
デコちゃん、がんばれ！



…そんなパワーをボクにも分けてください（泣）。

追記▼
あ、そういえば明日
初面接なんです。
楽しみ～。
でも怖い～。